皆さんは「ガミースマイル」という症状をご存知ですか?“ガミー”という言葉は日常で見聞きすることが少ないため、どんな症状なのかイメージできないという方も多いことでしょう。今回はそんなガミースマイルの症状や原因について、広島市東区のトリプルエープラスデンタルクリニックがわかりやすく解説します。
▼そもそもガミースマイルってなに?
ガミースマイルとは、笑った時に歯茎が目立ってしまう状態を指します。「gum(ガム)」は歯茎を意味する単語で、歯周病関連のケアグッズの「GUM」の名称の由来にもなっています。これで「gummy smile(ガミースマイル)」という言葉の意味も理解できたのではないでしょうか。
▼ガミースマイルの症状
ガミースマイルの症状は、「Low」「Average」「High」の3段階に大きく分けられます。当然ですがリップラインが低い「Low」が最も軽度であり、治療の必要性がないことも珍しくありません。これが「High」になると、口元の印象に大きく影響することから、治療を希望される方が多くなります。
ただ、日本におけるガミースマイルというのは「八重歯」と似ている点があり、人によってはチャームポイントのひとつとして捉えられることもあります。八重歯は歯並びにおける明らかな異常であり、治療が必須となりますが、ガミースマイルに関しては実害も少なく、治療をするかどうかの判断は、どちらかというと個々人の価値観に委ねられます。もちろん、ガミースマイルによって口呼吸が促され、口内乾燥が誘発されているようなケースでは、治療で改善した方が良いと言えます。
▼ガミースマイルの原因
ガミースマイルの原因としては、「上あごのサイズが大きい・長い」「出っ歯の症状が強い」「上唇やお口周りの筋肉が発達している」「唇が薄い」「上の前歯のサイズが小さい」「歯茎が前歯に被さっている」などが挙げられます。ひと言でガミースマイルと言っても、原因は個々のケースで大きく異なるため、ご自身の症状について詳しく知りたい場合は専門の医療機関を受診しましょう。
▼まとめ
今回は、ガミースマイルについて、広島市東区のトリプルエープラスデンタルクリニックが解説しました。笑った時に歯茎が目立つガミースマイルは、口元のイメージを悪くすることが多いため気になりますよね。歯科や美容外科では、ガミースマイルを根本から改善したり、その症状を一時的に目立たなくさせたりする治療が受けられますので、気になる方はガミースマイルに対応できる医療機関で診てもらいましょう。